今年の特別展は、昨年台湾新北市立黄金博物館で開催された、「2013全国金属工芸大賞」のジュエリー・オブジェ両部門の入賞者および審査員の作品に、当工房の金工部門講師やここ近年研修を修了し金沢で創作活動を続けている作家の作品を加え、両施設の国際交流展として展示いたします。
これは、来年より「金属工芸大賞」を国際公募展とするその先駆けとして日本で展示したいという黄金博物館の希望と、両施設共にこの展覧会の優れた金工作品を金沢でも紹介したいと思いから実現したものです。
【会 期】平成26年9月6日(土)~11月3日(月)
【開館時間】9時~17時(入館は16時30分まで)
【入 館 料】一 般 : 300円
65歳以上: 200円
団体(20名以上):250円
高校生以下:無料
【会 場】金沢卯辰山工芸工房本館2階展示室
※新北市立黄金博物館は、地域一体型博物館として、かつての鉱山開発に関する歴史や自然環境を保存、未来へ生かしていくことを目指しています。特にその運営方針の一つである、金属素材として黄金を用いる芸術および金属工芸を振興するという立場から、「全国金属工芸大賞」を隔年で4回開催してきました。