2024/10/24 (木)~2024/12/08 (日)
展示
令和6年度特別展〚御細工所と現代をつないだ金沢工芸の立役者〛
時代が江戸から明治に移ると、加賀藩御細工所が廃止され、藩のお抱えであった細工者たちは大きな仕事先を失いました。その後、作家たちの中では組合や会社が技術者育成や産業化などの目的として組織化され、石川県勧業場、谷口金陽堂、金沢銅器株式会社、大垣工場等が設立されました。さらに、既存組織や個人間の師弟制度に加え、工芸の教育機関が誕生しました。金沢では、金沢工業高校(現石川県立工業高校)、金沢美術工芸専門学校(現金沢美術工芸大学)が設立され、後進の育成が図られることとなりました。
本展では、これらに関連した明治時代から昭和前期の金沢の工芸作品を紹介します。
【会 期】令和6年10月24日(木)~12月8日(日)
※火曜日休館
【開館時間】9時30分~16時30分(入館は16時まで)
【観 覧 料 】無料
【会 場】金沢卯辰山工芸工房 本館1階 資料室Ⅰ